■ ウッドパネルのQ&A |
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1.ウッドラックとはどの様な商品ですか ? |
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ウッドラックとはデュポン・スタイロ株式会社の登録商標で、ほぼ全ての種類のパネルににウッドラックの名称が入ります。
ウッドラックは一番古くなじみのある商品名なので実際には他社の商品を使用してもウッドラックと言っている場合がありますが、正しくは間違いです。 |
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2.ドライマウント加工とは ? |
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ドライマウント加工は熱で溶ける接着剤のシートを利用して高温(摂氏70~80度程度)で圧着する加工方法です。
この方法にはプレスにより圧着する方法と機械内部を真空にして圧着する方法があります。
ドライマウント加工で加工するとシワの入った印刷物や折れ目のある地図等を奇麗に貼る事が出来ます。
但し、高温で加工をする為写真などには余り適していませんが、古いモノクロ印画紙のバライタプリントを貼る場合には最適の方法となります。
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3.印刷物を大量に安くパネル加工する方法は ? |
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宣伝用パネル用に大量のウッドパネル貼りのパネル加工をする場合は、一般的な糊付の材料は使用せずに、ロールクォーターと言う機械で糊を均一に素板(糊などの付いていないパネル)に転写してその上にポスターを乗せて、脱気・圧着する加工方法で加工します。。
この方法ですと通常の粘着付パネルでの加工より大幅に安くパネルを仕上げる事が出来ます。
又、粘着材の付いたパネル類と違い完全な接着剤を使用しますので時間が経過しても剥がれや浮きがありません。 |
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4.パネルに貼った写真の一部が膨れていますが直せますか ? |
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これは2つの原因が考えられます。一つは写真を貼る時に完全に空気が抜けていなかった為に起こります。
一度膨れてしまったパネルを元に戻す事は出来ません。特に写真やラミネートしてある印刷物等はフィルムの層が空気を抜けるのを遮断していますので最初に空気を完全に抜かないと上手く仕上げる事が出来ません。
もう一つはパネルの一部が膨れるのではなく加工物の下全体が浮いている様な場合で、これらのほとんどが化学反応による現象です。
この現象の現れたほとんどの用紙が塩ビ系の材料で、材料に含まれる可塑剤とパネルの粘着材が化学反応を起こしているとメーカーなどの検査でわかっています。 |
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5.ゲーターフォームとはどの様な商品ですか? |
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ゲーターフォームとは米国製の大型パネルボードです。芯材の硬質コアボードを耐水性の強い人工繊維合板で両面を貼り合わせた軽量で耐久性に優れたパネルボードです。
サイズは最大で1500×3000mmと大きく、厚みも5mm、7mm、13mmがあり様々な用途にご利用頂けます。
特に最近のインクジェット出力の大型化に伴うパネル加工には最適の材料です。
時間経過によるパネルの反り・縮みなどもほとんど無く長期間安心して使用出来るパネル材料と言えます。 |
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6.防炎認定のパネル材料はありますか? |
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現在ウッドパネル類のパネル材料で防炎認定を受けている商品は、デュポン・スタイロ株式会社のウッドラックFP(910×1820×7mm・5mm)となります。
※(財)日本防炎協会( http://www.jfra.or.jp/)「防炎製品」認定
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7.ウッドラックパネルを綺麗にカットする方法を教えて下さい。 |
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ジェミニプロ・タイタンと言う精度のあるレール式のボードカッターがありますが、高価ですので個人使用には、あまり向いていません。
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10.各メーカーのサンプル帳を頂く事は出来ますか? |
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お問い合せフォームよりお申し込み頂ければ各メーカーのサンプル帳をお送りさせて頂きます。
但し、メーカー側の品切れなどによりご用意出来ない場合もございます。
ゲーターフォームに関してはサンプル帳がございませんので、弊社でご用意してサンプルとさせて頂きます。 |